テーマ株の楽しみ方

テーマ株発掘に有用な情報を発信してきます

テーマ株は業界分析をした上で最も条件が良い企業に投資する

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テーマ株は投資メディア・投資家から熱視線を浴びる

テーマ株というものは投資情報雑誌でよく特集が組まれる事で知られ、読者側もそういった特集を楽しみにしている傾向です。全国の投資家たちが愛読している事で知られる業界地図系の書籍でも、注目の業界は最新版にて自動車業界などに先駆けて巻頭で特集が組まれます。

 

近年で言うと2020年の東京五輪開催決定以降、五輪関連株は投資メディアが積極的に特集を組んでいるほか投資家たちもかなり注目しています。少し前でいうと、東京スカイツリー(東武グループの所有物)建設がスタートして以来、グループの中核企業・東武鉄道は極めて高い注目を集めました。
なお、なぜこんなに注目されるかというと、歴史を振り返れば様々なテーマ株が実際にアウトパフォームを記録してきたためです

 

テーマ株のメリットとデメリット

注目度の高いテーマ株は、何か少しでも好材料があるとニュースを通じて幅広い人達から注文が入って値上がりしやすいようなところがあります。
逆に、様々なメディアを通じて注目度が高い関係で各社の株価が下がりにくいという側面もあるためリスク低めで、安心して投資しやすい傾向です。ただし、一過性な部分があるのがデメリットで、ブームを過ぎたらアウトパフォーム状態は元に戻ってしまいますので、長期間得し続けられるわけではありません。

 

また、メディアが飛びつく前・飛びつき始めた頃など早い段階で買って喰事が大事にタイミングを間違えてはなりません。例えば急騰してから購入した場合、タイミングを間違えるとブームが去って株価が急落する中で大きな損失を抱えてしまうリスクが生じます。
ちなみに、私は急落によって大損をした事はないものの、既に急騰している状態で買ってしまったため特に得する事も出来ずに売却してしまったことが何度もあります。そのため、これからはテーマ株として今後注目が集まりそうな分野自体をまず予測する事を大事にしたいと思っています。

 

面倒でも業界全体を細かく分析する

テーマ株の人気はそんなに長く続くものではなく、ブームが去ったら2度と投資候補にならない可能性もあります。そんな業界の事を調べ尽くすのは大変ですが、「世の中そんなに甘くない」「楽に儲ける方法はない」と割り切って真摯に業界分析を続けることが重要です。
そして、業界を完全に分析した中で一番条件が良いと思う企業に投資する形をおすすめします。ブームが去ったら2度とその業界と関わる事はないとしても、様々な業界を分析する癖をつけておくと、学んだ事があとあと何らかの形で役に立つ事を私は強く感じています。
もし業界分析をせずにテーマ株に投資してしまうと、自分が投資した銘柄より明らかにパフォーマンスが良い他の銘柄の値上がり具合に歯ぎしりする事になりかねません。